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入社後も要注意!?新卒が入社後に抱えている悩みとは
人材採用では就活生を採用して入社するまでがゴールと設定されます。しかし、入社後に新卒入社の社員が早期退職をしてしまうケースも少なくありません。
そこで本記事では、新卒社員が入社後に抱えている悩みについて詳しく解説していきますので、企業の採用・育成担当の方はぜひ参考にしてみてください。
採用・育成担当が新卒社員の抱えている悩みを把握すべき理由とは
採用や育成の担当者が新卒社員の抱えている悩みを把握できているか、できていないかでは企業内の人材事情が大きく異なるため、把握すべきといえます。
主な理由は以下の通りです。
早期退職につながってしまう
就活生が入社後に悩みを抱えたまま働いてしまうと、将来に不安を感じてしまい退職につながりかねません。
特に入社直後は入社前とのギャップを一番感じやすいタイミングであり、会社で友好な人間関係を築けていないことが多いため退職しやすいタイミングでもあるのです。
そのため、新卒社員の悩みを放置してしまうと早期退職につながってしまい、せっかく採用した人材を失ってしまうだけではなく、それまでの時間や費用などのコストが無駄になってしまうのです。
今後の社内体制に活かせる
新卒社員が悩みを抱えたまま退職してしまうということは、悩みを抱えるまでの過程と悩みを抱えてから退職に至るまでの過程で問題が生じていることがあります。
新卒社員が抱える悩みを把握することで、どのような対策をすれば悩みを抱える前に解消できるのか、どのようなフォローをすれば悩みを抱えてからも解消ができるのかが把握できます。
新卒社員が抱える悩みを把握することで、退職する前の事前対策が可能となるのです。
新卒社員が入社後に抱えやすい悩みとは
新卒社員が入社後に抱えやすい悩みは主に以下の3パターンです。
環境に関する悩み
新卒入社の社員は入社後に生活リズムや環境が大きく変わることから、今までなかった悩みやストレスを抱えてしまいます。
ストレスが重なると心身的な疲労や将来への不安が募ってしまうのです。
人間関係に関する悩み
新卒入社が社会人になって最も不安に感じているのが人間関係といえます。
職場の先輩や上司と上手くコミュニケーションが取れるかによって、将来長く勤めていけるかに大きく影響します。
なかには人見知りで入社後もなかなか馴染めないという方もいるので、入社後にも注意が必要です。
業務に関する悩み
新卒社員は入社前の会社説明会や面接を通して、ある程度業務の内容にイメージはついています。しかし、口頭で説明されるだけと、実際に業務を行うのでは大きな違いが生じてしまいます。
自分のなかでは上手くいくとイメージしていたものの、実際にやってみると上手くいかずに「自分には向いていない」と考え込んでしまうこともあるのです。
新卒社員の悩みを解消するための定期面談
新卒社員の早期退職を防ぐためには、事前対策としてフォローが必要です。
新卒社員が悩みを抱えているときや、抱えていそうなタイミングを見計らって定期的な面談を入れ、新卒社員が一人で抱え込まないように悩みの捌け口を作りましょう。
悩みを吐き出したり、先輩や上司から解決方法を聞き出したりすることで新卒社員の長期就業にもつながりやすくなります。
新卒社員の悩みを把握して早期退職の回避を
今回は新卒社員が入社後に抱えやすい悩みについて解説してきました。
新卒社員は初めての社会人生活ということもあり、生活や環境の変化に敏感になっています。そのため、入社後も採用・育成担当者が気を配り、より働きやすい環境づくりが必要です。
もし人材事情でお困りのことがある場合は、新たな社員を取るだけでなく、在職中の社員の退職を防ぐことにも気を配ってみるといいでしょう。