就活生が履歴書作成でやりがちなケアレスミスとは?ミスしやすい人の特徴も踏まえて解説

履歴書は、就職活動において必ずといっていいほど作成が必要です。履歴書でミスをしてしまうと、企業の書類選考で落ちてしまい、面接すら受けられません。

そこで本記事では、履歴書作成時に起こりやすいミスをはじめ、ミスを起こしやすい人の特徴も踏まえて詳しく解説します。

履歴書で起こしやすいケアレスミス5選

履歴書作成は、さまざまな書式やルールが設けられているため、基本に沿って作成します。その上でも起こりやすいミスは以下の通りです。

1、誤字・脱字

1つ目は、履歴書作成で最も起こりやすい「誤字・脱字」です。

自身では間違っていないと思っていた言葉でも、正確には間違っていたり、うっかり一文字抜けてしまったりというケースが起こり得ます。

誤字や脱字がある履歴書を企業に提出してしまうと、重要な書類の確認をしないまま提出する人間だと思われてしまい、人間性で大きなマイナスにつながってしまうのです。

2、日にちがかなり前になっている

2つ目は、履歴書の日にちのミスです。

履歴書の一番上の部分には「〇年〇月〇日 現在」というように、日にちを記載する場所があります。基本的にこの部分の日付は面接時の「前日」もしくは「当日」の日にちを記載することがルールです。

そんな中、就活生は多くの企業へ応募するため履歴書を何枚も作成しています。そのため、ほかの企業に向けて作成しておいた履歴書を使い回してしまうことがあるでしょう。しかし、以前に作成した履歴書を使いまわすことで、日付の欄には古い日付が記載されており、ルールから逸れた履歴書になってしまうのです。

3、顔写真の貼り忘れ

3つ目は、顔写真の貼り忘れです。

履歴書作成において、顔写真は文章の記載が終わってから張り付けることが多いでしょう。しかし、文章の作成が終わり一安心してしあうことで、顔写真の貼り付けを忘れてしまうということは、意外にも起こりやすいです。

また、昨今ではインターネット上で作成できる電子版履歴書を利用するケースが増えており、電子版の場合、一度印刷してからでなければ顔写真は貼り付けができません。

そのため、特に顔写真の貼り付け漏れが起こりやすいため、注意しましょう。

4、志望動機が他社向けのまま

4つ目は、志望動機が他の企業向けのままになっているケースです。

先述したように、就職活動ではさまざまな企業に応募をするため、複数枚の履歴書を作成します。そのため、時には他の会社向けに作成した履歴書をそのまま使用してしまうことがあるでしょう。

しかし、志望動機は応募する業界や企業によって変えるべきであり、他の会社むけに作成した履歴書の志望動機をそのまま使用してしまうと、採用担当の方に間違った認識をさせてしまうことがあるのです。

また、他の会社向けに使用した履歴書や志望動機をそのまま提出しているとバレてしまった場合、ほとんどの確率で書類選考の通過は望めないため、注意しましょう。

5、学歴の年数が合わない

5つ目は、学歴の年数が合わないケースです。

履歴書では、過去に通っていた中学校以降の学歴を記載します。なかには、入学や卒業の正確な日数がうろ覚えであり、なんとなくの感覚で記載してしまう人もいるでしょう。

しかし、実際には年数に相違が生じているというケースも少なくありません。

年数は自身で調べればわかることであるため、調べてでも正確な情報を記載しようとする人材かどうか、という責任感の面も試されます。年そのため、年数に相違が生じている履歴書を提出することで、選考に影響が出てしまう可能性もあるのです。

履歴書のミスを起こしやすい人の3つの特徴とは

履歴書作成は多くの人がミスを起こしやすいです。しかし、その中でも特にミスを起こしやすい人の共通点として、以下のようなことが挙げられます。

1、作成後にチェックをしない

1つ目の特徴は、履歴書を作成後にチェックをしない人です。

基本的に履歴書はミスがない状態で提出することが当たり前であるため、作成後にチェックが必要になりますが、なかには面倒に感じてしまう人もいるでしょう。

しかし、履歴書を作成してから改めて見返してみると、ミスをしているケースも少なくありません。そのため、履歴書のミスを減らしたい場合は、作成後に必ずチェックして見返してみましょう。

2、楽観的

2つ目の特徴は、楽観的な人です。

楽観的な人の多くは「こんな感じで大丈夫だろう」という考えをします。そのため、履歴書作成時にもなんとなくの感覚で記載してしまうことが多く、ミスを起こしやすいのです。

もし自身が楽観的な性格が当てはまると思った人は、より作成時に注意した方がいいでしょう。

3、志望意欲が低い

3つ目は、応募先の企業に対する入社意欲が低い人です。

入社意欲が低い企業の場合、応募をしても「最悪落ちても他の企業で内定を取れれば良い」という考えをしてしまい、履歴書の作成時にも注意が散漫しやすくなります

就職活動を通して、はじめはあまり興味や関心が無かった業界や企業でも、選考を通して意欲が強まっていくというケースは少なくありません。そのため、応募をする企業に提出する履歴書は、しっかりと注意しながら正確な情報を記載することをおすすめします。

履歴書を適切に書けるかどうかは選考に大きに大きな影響を与える

今回は、就職活動における履歴書の作成時に起こしやすいミスを踏まえ、ミスを起こしやすい人の特徴を解説しました。

履歴書は就職活動において非常に重要な要素であり、履歴書のミス一つで自身の人生を左右することがあるといっても過言ではありません。そのため、履歴書を企業に提出する際には、必ず見返してチェックをし、ミスのない履歴書を提出するようにしましょう。