オンライン面接の落とし穴?就職活動のオンライン面接で注意すべきポイントとは

昨今では、インターネットの普及やIT技術の発展によって、多くのオンラインビデオのサービスが開発されており、多くの企業がオンラインでの面接を導入しています。

オンライン面接では、対面型の面接とは違った注意点があり、知らず知らずのうちにミスをしてしまっているケースもあるでしょう。

そこで本記事では、就活生がオンライン面接で注意すべきポイントや事前に対策すべきことについて詳しく解説していきます。

オンライン面接に慣れていない方やなかなか面接が上手くいかない方は、ぜひ参考にしてみてください。

オンライン面接とは

そもそもオンライン面接とは、従来のような企業に訪れて行う対面型の面接とは違い、自宅からでも面接ができるように、オンラインビデオを活用して面接を行うことです。

オンライン面接では、対面型の面接にはなかったミスや注意点があるため以下で詳しく解説していきます。

オンライン面接で注意すべき4つのポイントとは

まずは、就活生がオンライン面接で注意すべきポイントを4つ紹介します。

1、カンペを見て目線が落ち着かない

1つ目の注意点は、カンペを見た際の視線です。

オンライン面接では、正面に面接官がいないため、画面の脇にカンペを設置している方も多いでしょう。しかし、何度もカンペを見てしまうあまり、視線がキョロキョロしてしまうため、面接官にカンペを見ていることがバレてしまう可能性があります

カンペを見ていることが面接の最中に発覚しても、その場で注意されることはないでしょう。しかし、印象としては「話をするときにこちらの目を見ていない」という点でマイナスな印象を与えてしまいかねません。

2、カメラではなく画面を見ている

2つ目の注意点は、面接官が移っている画面を見てしまうケースです。

対面で面接を行う際は、面接官の目を見て話しをしますが、オンライン面接では面接官の目ではなく、パソコンに付いているカメラを見なければいけません

面接官が見ている映像はこちらのカメラが映している光景であり、画面を見てしまうと、面接官側に移っている自分の目線が少し下がってしまうのです。

そのため、初めは違和感が生じやすいですが、オンライン面接の際は、必ず画面ではなくカメラを見るように意識しましょう。

3、本番になって不具合が起こる

3つ目の注意点は、オンライン面接が始まってからの不具合です。

対面型の面接の場合、時間通りに来社すれば案内をしてくれて、すぐにでも面接を開始できます。しかし、オンライン面接の場合、面接を開始するためにはオンラインビデオに接続した状態にしておかなければいけません。

特に起こりやすい不具合やミスは以下のようなことが挙げられます。

  • オンラインにログインできない
  • 映像が表示されない
  • 音声が聞こえない
  • ネット環境が悪く、途切れ途切れになってしまう

面接当日にこのような事態が起こってしまうと、事前の準備ができず計画性が無い人物だと思われてしまい、選考に大きな影響を与えてしまうため、注意しましょう。

4、生活音が入ってしまう

4つ目の注意点は、周りの生活音が入ってしまうケースです。

オンライン面接は基本的に自宅で行うことがほとんどでしょう。そのため、家族や近隣の騒音が面接時に割り込んでしまうことがあります

面接時に騒音や雑音が混じってしまうと、スムーズに面接を進行できなくなってしまうことがあり、面接官にもマイナスな印象を与えやすいです。

オンライン面接に向けて対策すべきこととは

次は、オンライン面接に向けてできる対策を紹介します。

カンペを見るのではなく、覚える

オンライン面接はカンペを見ながら行うことで、事前に準備しておいた回答をそのまま話すだけになり、面接が非常に楽になります。しかし、目線が行ったり来たりしてしまうと、かえって面接官にマイナスなイメージを与えかねません。

そのため、面接時に伝えたいことやある程度、質問の予測をし、カンペを見なくてもスムーズに回答ができるようにしておくといいでしょう。

オンライン面接ができる環境整備

オンライン面接は、対面型よりも事前に準備しておくべきことが多く、事前準備を怠ってしまうと、もしもの時にトラブルが起こりやすいです。

特にネット環境や音声トラブルが起こってしまうと、面接が実施できなくなってしまうというケースも起こりかねません

そのため、そのような事態が起きないように、採用担当者からオンラインの情報が送られてきた時にしっかりと確認しておきましょう。

オンライン面接のことを同居人に伝えておく

近隣の音は窓を閉めるなどをすれば問題ないでしょう。しかし、住居内の音は以外にもオンラインビデオに拾われやすいです。

そのため、オンラインの面接があることは事前に同居人に伝えておき、周りの人の協力を得ておきましょう。

オンライン面接は対面よりも気を使うポイントが多い

今回は、就職活動で企業のオンライン面接を受ける際の注意点や対策について解説しました。

ここまでで記述したように、オンライン面接は対面型の面接に比べ、事前準備や注意点が多いです。自身では気づいてないミスも起こしやすいため、事前にオンライン面接のポイントを押さえておき、スムーズな面接が実施できるように注意しましょう。