面接官への効果的なアピールとは?面接でアピールすべきポイントを詳しく紹介!
面接時のマスクは要注意!?マスクが選考に影響を与える要因や注意点とは
2023年9月現在では、2021年に比べて新型コロナウイルスの感染者数が減少していますが、未だ感染者数が多いのは事実です。
しかし、国からもマスク着用は自己判断に委ねられているため、就活生の中には面接時にマスクを付けるべきなのか悩む方もいるでしょう。
そこで今回は、面接時にマスクを着用するべきかを踏まえ、マスクを付けて面接をする際の注意点について詳しく紹介します。
面接時の不安を解消したい就活生の方は、ぜひ参考にしてみてください。
面接時にマスクを着用すべき?
国からマスクの着用は自己判断に委ねられている以上、面接時にマスク着用の義務はありません。そのため、面接時にマスクを付けるべきなのか、付けなくてもいいのかは微妙なところです。
結論から言うと、面接時にはマスク着用をおすすめします。
理由としては、マスクを付けておくに越したことがないからです。
マスク着用が自己判断である以上、面接時にマスクを付けていなくても気にしない企業がありますが、反対に「このご時世で面接時にマスクを付けないのは非常識だ」と思う企業もあるでしょう。
つまり、面接時にマスクを付けることで特段プラスな印象を与えることはありませんが、マスクを付けないことでマイナスな印象を与えてしまう可能性があるのです。
企業ごとに面接での採用基準が異なるため、どこで印象の良し悪しが決まるのか分かりません。
そのため、少しでもマイナスな印象を与える可能性がある物は払拭すべきであり、マスクを付けておく方が無難といえます。
マスクが選考に影響を与える要因とは
マスクを着用して面接を受ける際にはマスク無しで面接する時と違い、いくつか選考に影響を与える要因があり、代表的な例は以下のようなことが挙げられます。
マスクの色
昨今では、マスクにもファッション性やデザイン性を取り入れている商品が多く、さまざまな色や柄が入ったマスクが販売されています。
しかし、面接の際に目立ちすぎたり、黒のように暗い印象を与えたりする色はNGです。また、面接はビジネスシーンでもあるため、柄やマークが入っているマスクは避け、無地の物を着用しましょう。
表情が隠れてしまう
面接では自己PRや志望動機などの伝える内容だけでなく、話をしている際の表情も重要な採用基準です。しかし、マスクを着用すると顔の半分が隠れてしまい、表情が伝わりにくくなってしまいます。
そのため、マスクを付けて面接をする際は、いつも以上に表情に気を配る必要があるのです。
声がこもってしまう
マスクを付けて声を発すると声がこもってしまい、面接官に声が届きにくかったり、もごもご話しているような印象を与えてしまったりします。
いかにアピールに繋がる内容を話しても、聞こえにくい状態では面接官に伝わりきらず、アピール効果が薄くなってしまうでしょう。
面接時のマスク着用で注意すべき点とは
面接時でマスクを着用する際にはいくつか注意すべき点があり、
口元よりも目で笑う
面接ではコミュニケーションスキルの一環として、会話中の表情を重視している企業も多いです。
しかし、面接の場ではほとんどの就活生が多少なりとも緊張をするため、普段笑顔が得意な人でも面接の時にいつも通りできるとは限りません。
そのため、面接の時はいつも以上に、口元よりも目元で笑う意識をしましょう。
いつもより大きな声でハキハキと話す
マスクを着用することで声が通りにくくなってしまい、面接官に声が届きにくくなってしまいます。
マスク無しの状態と同じ程度の声の大きさでは、面接中ずっと言っていることが曖昧に伝わりかねません。そのため、面接の時はいつも以上に声を大きくして、ハキハキと話すように意識しましょう。
マスクを外すケースも想定する
面接ではマスクを着用する方が無難と記述しましたが、面接官側からマスクを外すように指示されるケースもあります。
「どうせマスクを付けているから大丈夫」といった認識で事前準備を済ませていた場合、マスクを外してから後悔しかねません。
特に注意すべきは「男性の髭」や「女性のリップ」などが挙げられます。
もし面接の際にマスクを外すように指示をされ、マスクの下に伸び切った髭や全く手入れをしていない口元をあらわにしてしまうと、マイナスな印象を持たれかねません。
前髪で顔を隠れないようにする
マスクを付けると顔の半分ほどを覆ってしまい、加えて前髪が顔にかかることで、顔の半分以上が隠れてしまいます。
面接において、顔が隠れてしまうと暗い印象を与えかねないため、最悪の場合、不採用の確率が高くなりかねません。そのため、マスクを付ける際は前髪を上げるか横に流すことで、少しでも顔の露出部分を増やしましょう
マスクはモラルの1つとして捉えよう
今回は就職活動における面接の場で、マスクを着用すべきかを踏まえ、着用する際の注意点について紹介しました。
マスクを付けることでさまざまなデメリットや注意点が生じますが、マスクを付けないことによる採用率低下のリスクを考慮すると、付けた方が無難です。
面接では1つでも懸念要素を払拭すべきであり、マスク1つでマイナスな印象は与えるのはもったいないでしょう。そのため、事前にマスクを付ける際の注意点をしっかりと把握し、万全の状態で当日を迎えてください。