面接官への効果的なアピールとは?面接でアピールすべきポイントを詳しく紹介!
自己PRはこれで完璧!?就職活動で使えるアピール方法を解説
就職活動における履歴書や面接の際には、自己PRが必要不可欠であり、どれほど効果的な自己PRができるかによって、内定を獲得できるか、できないかに影響します。
そこで本記事では、就活生が就職活動における自己PR対策として、自己PRの作り方や効果的なアピール方法について、詳しく解説していきます。
自己PRに自信が無い就活生の方は、ぜひ参考にしてみてください。
自己PRの適切な構成とは
企業の採用担当の方が魅力に感じるような自己PRを作成するためには、特定のスキルやセンスは必要ありません。
構成時に以下のようなポイントを意識することで、誰でも魅力的な自己PRの作成が可能です。
- 結論:「コミュニケーション能力が高い」や「行動力がある」などのアピールポイントを最初に伝える。
- 概要:「アルバイトをしていた」「部活に励んでいた」などの経験を伝える。
- 課題:直面した問題や事象を伝える。
- 解決策:課題を解決するために自身がどのような行動を取り、どのような結果になったかを伝える。
自己PRは、上記のような流れで構成することで、自身の伝えたいことが企業の採用担当者に明確に伝わるようになります。
自己PRで効果的なアピールをする方法3選
つぎに、上記で紹介した構成に沿ってどのようなアピールをすることで、より効果的になるのかについて、解説します。
1、強みを活かしてどのように企業に貢献できるのかを伝える
1つ目のアピール方法は、自身の強みを活かし、企業にどのような貢献ができるのかを伝える方法です。
そもそも企業が採用活動を行う目的は人材獲得ではありません。企業の成長や規模拡大が目的であり、人材獲得はあくまで手法の1つです。
そのため、採用担当者が知りたい情報は「どのような人材か」だけではなく「どのような人材で、自社にどのような貢献をしてくれるのか」であり、貢献ポイントを伝えることで効果的なアピールに繋がるといえるでしょう。
2、数字を踏まえて伝える
2つ目のアピール方法は、数字を踏まえて伝える方法です。
自己PRでは、自身の強みを相手が理解しやすいように伝えなければいけません。数字を交えることで以下の例文のような違いが生じます。
<例文1>
「私は学生時代、部活動に励んでいました。なかなかレギュラーを勝ち取るこができませんでしたが、日々部活が終わった後に自宅での練習を積み重ねることで、多くの部員の中からレギュラーの座を価値取ることができました。」
<例文2>
「私は学生時代、部活動に励んでいました。入部後2年間はレギュラーを勝ち取るこができませんでしたが、日々部活が終わった後に自宅で1時間~2時間ほどの練習を積み重ねることで、総勢100人ほどいる部員の中からレギュラーの座を価値取ることができました。」
上記のように、部分的に数字を加えることで、利き手側がその様子をイメージしやすくなり、明確に伝えやすくなるのです。
3、なぜこの企業でなければいけないのかを伝える
3つ目のアピール方法は、企業を選んだ理由を伝える方法です。
企業の選考を受ける際には、必ず志望動機を求められます。就活生の中には、なんとなく志望動機を伝えている方もいるでしょう。しかし、実は志望動機こそ企業に効果的なアピールができる項目なのです。
ここで重要なのが「この企業を選んだ理由」ではなく「この企業でなければいけない理由」です。詳細は以下の例文をご覧ください。
<例文1>
「私は今回の就職活動を通して、自身の成長に繋げられる企業への入社を考えています。そのため、御社のように成長に対して愚直な環境に身を置くことで、自身のキャリアを積んでいけると思い、この度志望いたしました。」
<例文2>
「私は今回の就職活動を通して、自身の成長に繋げられる企業への入社を考えています。自身が成長するためには、常に自分自身と向き合いながら変化に対応していく必要があると考えています。その点、御社が企業理念として掲げている“自責の念”や“変化・対応”に共感し、ぜひ御社で就業したいと思い、この度志望いたしました。」
上記の例文Ⅰでは、成長に対して貪欲な企業は周りの企業でも多くあるでしょう。その点。例文2では、その企業ならではの理念やビジョンであり、その企業でなければいけない理由となります。このように、その企業でなければいけない理由を踏まえることで、より企業への入社意欲が伝わり、効果的なアピールに繋がるのです。
また、この時は、自身の思考や経験を踏まえ、その企業のどの部分に魅力を感じたのかを明確にすることを意識しましょう。
効果的な自己PRで内定率を上げよう
今回は、就職活動における自己PRに焦点をあてて解説しました。
自己PRは就職活動において必ずといっていいほど求められる項目であり、周りの就活生に差をつけられる重要なポイントです。
適切な構成で、自身の強みやアピールポイントを明確に伝え、企業からの内定率を高めましょう。