優秀な人材を採用するコツとは?優秀な人材の特徴や面接で見分ける方法とは
新卒採用におけるオンライン説明会とは!?メリットや注意点についても詳しく解説
新卒採用では、就活生に自社のことをより深く理解してもらうために説明会を開きます。
従来の説明会は、自社のオフィスや貸切の会議室で開催する企業がほとんどでした。しかし、昨今の説明会はインターネット上のオンラインで開催されるケースが増えています。
オンラインによる説明会はさまざまなメリットがある反面、デメリットや注意点が伴うのです。
そこで今回は、新卒採用を行う企業に向けて、オンラインで説明会を行う際のメリットやデメリットを踏まえ、開催に向けての注意点について詳しく解説します。
オンライン説明会のメリットとは
オンラインで説明会を開催する際の主なメリットは以下の通りです。
遠方の就活生も参加できる
オンライン説明会最大のメリットとも言えるのが、遠方の就活生の参加が可能になる点です。
従来のように、就活生が実際に足を運ばなければいけない説明会の場合、地方に住んでいる人や別の予定が入っている人は参加しにくくなってしまいます。その点、オンラインで説明会を行うことで、地方や別の予定が入っている就活生でも参加しやすくなるため、より多くの就活生の選考が行えるようになるのです。
会場のコストがかからない
説明会を開催する際には、貸しスペースや会議室を貸し切る企業もいます。
多くの就活生を集める際には、ある程度大きな会場を貸し切るためのコストや手間がかかってしまうでしょう。しかし、オンラインで開催することで、場所を確保するための費用や時間的コストがかからず、経費削減に繋がるのです。
全員に同じ声量で聞こえる
会場で説明会を開催する際は、前列と後列では聞こえる声の大きさが異なります。
ある程度大きな会場の場合、マイクを使えば全体に説明会で話す内容が聞こえますが、比較的小規模な説明会の場合は地声で話すため、後列の参加者に聞こえにくいケースがあるのです。
その点、オンラインは参加者全員が同じ声の大きさで説明を聞けるため、就活生が説明を聞き逃すケースがなくなります。
オンライン説明会のデメリットとは
オンラインで説明会を開催するメリットに対して、主なデメリットは以下のようなことが挙げられます。
会社の雰囲気が伝わりにくい
オンラインで説明会を開催することで、効果的な発信が可能となりますが、就活生が実際に企業に足を運ばないため、職場のイメージが湧きにくくなってしまいます。
職場のイメージが湧かない状態で選考を進めた場合、入社前後でミスマッチが起こる可能性が高くなるため、注意が必要です。
インターネットの環境整備が必要
オンラインで説明会を行うには、インターネット設備を整えなければいけません。
万が一説明会を実施中にネット環境が悪化してしまうと、中断せざる負えなくなってしまいます。そのため、オンラインの説明会は対面で起こりえないリスクもあるため、注意が必要です。
オンライン説明会を行う際の注意点とは
オンライン説明会を行う際の主な注意点は以下の通りです。
事前準備を念入りに行う
オンライン説明会を行うためには、ネット回線の準備だけでなく、資料作りの準備も必要になります。特にリアルタイムで行うライブ配信型の説明会ではなく、事前に作成しておいた映像を配信する方法の説明会の場合、映像に問題が無いか、何度も確認しなければいけません。
資料に社内秘情報が無いか確認しておく
オンラインで説明会を行う際、事前に資料を配布しておくケースがあり、社内秘の情報が含まれていないか確認が必要です。万が一、研修資料に社内秘の情報が含まれていると、企業内の経営戦略や機密情報の漏洩に繋がりかねないため注意しなければいけません。
最後に質問時間を設ける
オンライン説明会は、1度に複数人の参加者の顔が見え、中には質問しにくいと感じる就活生もいるでしょう。もし質問したくてもできない就活生がいると、誤った認識のまま説明会を終了してしまい、その後の選考に進んでもらえない可能性が出てしまいます。
そのため、説明会の最後には必ず参加者の就活生に質問をする時間を設けましょう。
効率的な説明会で採用活動を有意義に進めよう
今回は、新卒採用におけるオンライン説明会について、メリットやデメリットを踏まえた注意点を紹介しました。
企業の新卒採用では、1人でも多くの就活生に自社を正しく認知してもらい、選考に進んでもらわなければいけません。そのためには、就活生が説明会に参加しやすい環境を作る必要があります。
また、採用コストは企業によって上限を定めているため、自社の経費や時間的コストも考慮しなければいけません。
もし遠方の就活生も説明会に呼びたい時や、経費を削減しつつ説明会を開催したい場合は、積極的にオンラインツールを導入し、オンライン説明会を開催されてみてはいかがでしょうか。